NAB Show 2024でメディア制作のオープンなコラボレーション機能を推進する、最新イノベーションの傾向を紹介
AIとサードパーティの統合を活用して、テレビ、映画、ニュース制作の
ワークフローを加速する新たなテックプレビューとデモを実施
2024.4.15.
NAB Show 2024において、Avid®は、強化されたコラボレーションとオープンで統合ワークフローにより、テレビ、映画、ニュースの分野で活躍するビデオおよびオーディオ・メディアのトップ・クリエイターを支援する幅広いソフトウェア製品とソリューションを初公開しました。
Avidの最高経営責任者(CEO)ウェルフォード・ディラードは、次のように述べています。
「NABでは、お客様がコンテンツに対する絶え間ない需要に常に先んじることを可能にし、ニュース、スポーツ、テレビ、映画などのプレミアム・コンテンツ制作における課題に対応するよう積極的に変革するイノベーションを、Avidがどのように推進しつづけているのかを紹介できることを楽しみにしています」
Avidのメディア制作の将来のビジョンを紹介
Avidブース(#SU2014)のInspiration Stationでは、Avidのメディア制作に対する将来のビジョンを紹介しながら、“実現性”をデモンストレーションするオープン・セッションを実施しました。
日曜日から火曜日まで、毎時開催されたこれらのセッションでは、多様な制作事例でクリエイティブ・ワークフローを加速するAvid Ada™ AI搭載ツールを紹介しました。また、Haivision、First Mile、MarquisおよびSonyによる “レンズ・トゥ・ファースト・エディット”、Autodesk Flow Captureを使ったデイリー・ワークフロー、ioMoVoによる軽量アセット管理、Spectra Logicによるインジェストおよびアーカイブ、Doom Solutions によるVFX、Storage DNAによる統合など、API連携ワークフローを使用してAvidの編集ツールMedia Composer®の機能性を拡大しているAvidの提携パートナーについても紹介しました。
アイディアから視聴者へ - どこにいてもコラボレーション可能なニュース制作
Avidは、デジタル・ファーストで、エンド・ツー・エンドの包括的なニュース制作ソリューション、MediaCentral®関連の最新イノベーションを発表しました。新機能には、オーディオ波形で強化されたブラウザベースの編集機能、より強化された検索ツール、ワークフロー計画に対応するBlueprint Builder、Rundownアプリの機能強化、そしてAvid Adaによる新たなAI機能の強化などが含まれます。また、MediaCentralのプランニングおよびコラボレーション・アプリのMediaCentral | Newsroom Managementを使用して、ストーリーの構築・作成から、レビューと承認、デジタルおよびソーシャル・チャンネルへの配信までにわたるエンド・ツー・エンドのワークフローも紹介しました。
Avid | Stream IO
Avidのソフトウェア・ベースのインジェストおよびプレイアウト・ソシューションAvid | Stream IO™の最新版も紹介しました。SDIからIPへ移行して、クラウドとハイブリッド・ワークフローの活用を検討している制作チームに最適なStream IOは、Webベースのインターフェースでプレイリストを作成する機能やスクリーン表示の拡張オプションが追加された他、RaidZ1ストレージ保護機能の追加により耐障害性が向上しました。
Avid AdaによるAIパワーで創作性を大幅向上
Avidは10年以上にわたり、AI技術の革新的な応用で、創造性を加速し、効率性を向上させてきましたが、NAB 2024では、ヒューマン・イン・ザ・ループ(HITL:人間参加型)のアプローチにより創造的な知性を解放するAIの新たな応用をどのように加速させるかの技術ロードマップを紹介しました。
デモでは、Avid AdaがどのようにAI技術のパワーを活用して、音声の文字起こし、サマリー作成、言語翻訳を自動化する方法を紹介しました。また、Avid Media ComposerのPhraseFind™ AIやScriptSync® AI、Avid MediaCentralの顔認識やシーン認識など、現行のAvidソリューションに含まれるAI搭載ツールに加えて、文字起こしサービスやレコメンデーション・エンジンも紹介しました。
また、WebベースのMediaCentral | Cloud UXで編集する記者が、スクリプトを書き、タイムラインにナレーションを録音したら、ストーリーの選択した部分にマッチする関連映像を特定するようAIサービスに尋ねる方法もデモ実演しました。
魅力的なストーリーを迅速に作成
Avidは、オープンで効率的なコラボレーション・ワークフローを備えた、Media Composerの最新機能を紹介しました。イノベーション・デモでは、どこにいても編集セッションを仮想化できるように対応し、Microsoft Teamsを使ったリアルタイム・コラボレーションを実現するAvidのSaaSベースのコラボレーション・ツールを先行展示しました。さらに、最新のMedia Composer Panel SDK (ソフトウェア開発キット)により可能になる、Autodesk Flow CaptureやDoom Solutionなどのサードパーティ製ソリューションによる新しいワークフロー統合も紹介しました。
映像ワークフローのためのサウンド革新
ブースでは、ダイアログ、再録音、ADR、ミキシング用の拡張機能によって、Avid Pro Tools®がどのようにオーディオ・ポストプロダクション・マーケットをリードし続けるのか、幾つかの新機能のプレビューを交えて紹介しました。
Avid NEXIS®は、オーディオ制作向けのストレージ・サポートを強化しました。マルチルーム環境でも、ルーム間でシームレスに機能します。Avidの最新オーディオ・インターフェースMTRIX IIとAvidコントロール・サーフェスを併用すれば、Avidソリューションは、最も速く、最も流動的なワークフローを提供し続けます。
NAB Show 2024でAvidワークフローを紹介
Avidのオープン性へのコミットメントにより、数百社のパートナーや開発者が、顧客のワークフローを拡張し、最適化する統合を提供しています。Media Composerとサードパーティの統合に加えて、MediaCentralニュース・プラットフォームで利用可能なサードパーティ製アプリを紹介
また、NAB会場のいたるところで、Aveco(スタジオ・オートメーション)、SwXtchとGlookast(リモート・クラウド編集)などのAvidパートナーが、Avidプラットフォームで可能なワークフローを紹介しました。Avidは、お客様が業務効率を改善し、創造性を強化できるよう多くの素晴らしいパートナー各社と提携していることを誇りに思っています。
Avidについて(Power Greater Creators)
受賞歴のあるAvidのテクノロジー・ソリューションは、著名な映画や話題のテレビシリーズ、ネットワークニュースやスポーツ、ミュージック・ビデオやライブステージなど、今日の最も有名なビデオやオーディオ・コンテンツの制作、管理、収益化を実現し、メディア制作者がより優れたクリエイターになることを支援しています。30年以上前のノンリニア・デジタルビデオ編集開発にはじまり、今では世界中のアーティスト、クリエイティブチーム、組織がどこにいてもAvidの強力なツールを利用して、現在ではクラウド上で安全に共同作業を行うことができるようになりました。Avidは、エディター、ミュージシャン、プロデューサー、ジャーナリスト、その他のコンテンツ制作者が、物語に命を吹き込むためのさまざまな方法を常に考え続けます。avid.comで可能性を見つけ、SNSで、生涯の成功のためにAvidソリューションを選択する多くの優秀なクリエイティブな人々とぜひ繋がってください。
Dolby Atmosは、Dolby Laboratoriesの登録商標です。
Eメール設定 | © 2023 Avid Technology, Inc. | 利用規約 | プライバシーポリシー