2025年6月18日
Pro Tools 2025.6ソフトウェア・アップデートがリリースされ、世界最大級のロイヤリティフリー・サンプル・ライブラリから、最適なサウンドを簡単に見つけることができるSplice統合や、セッション上の音声と歌詞の情報を素早く検索可能なAIを活用したSpeech-to-Text分析など、音楽制作とオーディオポストの両ユーザー向けに新機能が導入されました。このリリースには、緊密に統合されたADRワークフローを実現するNon-Lethal Applications Cue Proや、より迅速で信頼性の高いリコンフォーミング・プロセスを実現するCargo Cult Matchbox 2.0のサポートなど、業界をリードするオーディオポスト・ソリューションのサポートも含まれます。また、オーディオをラウンドトリップせずにボーカル制作を効率化するために、Pro Tools 2025.6 では Dreamtonics Synthesizer VプラグインとWaves Sync VxプラグインのARAサポートも加わり、その他にMIDIエディタとインプットモニタリングの機能強化、新しいアプリ内ダッシュボードなども追加されています。
新機能の詳細な技術概要については、Pro Tools 2025.6の新機能ガイドとリリースノートをこちらからご覧ください。最近のリリースなどの概要については、Pro Toolsの新機能ページ(英文)をご覧ください。
Pro Tools 2025.6リリースのすべてのプラグインとその他のコンテンツの受け取り方法については、以下のビデオをご覧ください。
Pro Tools上から、何百万ものSpliceサウンドを指先で自由に操作可能
世界最大級のサンプル・ライブラリであるSpliceがPro Toolsに直接統合され、DAWを離れることなく、高品質なサウンドを発見し、試聴し、取り込む事ができるようになりました。アイデアをスケッチするときも、トラックを作るときも、仕上げ作業をするときも、Spliceがあれば、世界最高峰のロイヤリティフリーのループ、ワンショット、FXのカタログをすぐに使用することができます。Pro Tools内で何百万ものSpliceサンプルに直接アクセスできるだけでなく、サウンドで検索することもできるようになりました。タイムラインから任意のオーディオクリップをドラッグするだけで、Splice AIがセッションのビート、キー、テンポに同期された最適なサンプルを即座に見つけます。アプリの切り替えや推測はもう必要ありません。Pro Toolsのユーザーは、無料のSpliceアカウントを作成して2,500以上の無料サンプルを入手可能で、月額12.99ドルのサブスクリプションでSpliceの全ライブラリにアクセスすることも可能です。
Pro ToolsのSpliceサウンド
Splice統合について(英文)
Non-Lethal Applications Cue ProによるADR機能対応
Non-Lethal Applications Cue Proは、Pro Tools(StudioおよびUltimate)と緊密に統合したADR作業対応アプリケーションで、追加の設定や個別のプロジェクト管理を行う事なく、外国語吹き替え、フォーリーワークフローをサポートします。Cue Proは、Pro Tools(2025.6以降)のビデオ出力に直接オーバーレイし、ADRキューを作成・編集時に必要となる視覚的なフィードバックを即座に提供します。Cue Pro Connectプラグインは、すべてのCue ProプロジェクトデータをPro Toolsセッション内に直接シームレスに統合して保存し、他のエンジニアや部門への引き継ぎを簡素化します。
Pro Toolsでの Non-Lethal Applications Cue Pro
Non-Lethal Applications Cue Pro(英文)
より迅速かつ確実にリコンフォームを実現するCargo Cult Matchbox 2.0
Cargo Cult Matchbox 2.0は、Pro Tools(StudioおよびUltimate)とMedia Composer、その他のNLE間でのリコンフォーミング・プロセスを、より迅速で信頼性の高いものを提供します。新しいスマート・コンフォーム・オートメーションは、クリップごとにリコンフォームを実行するため、Matchboxはクリップとオートメーションを慎重に移動し、「コンフォームの破片」の小さなスクラップをすべてクリーンアップできるため、編集者がリコンフォームのたびに必要だった面倒なクリーンアップ作業時間から解放されます。Matchbox 2.0は、元の映像と新しい映像を常に並べて比較し、変更箇所を赤でハイライト表示します。また、古いカットと新しいカットの間を簡単に切り替えて参照でき、新しいカットと完全に同期してイベント全体をコピー/ペーストすることもできます。
Pro Toolsでの Cargo Cult Matchbox 2
Cargo Cult Matchbox 2.0(英文)
Dreamtonics Synthesizer VおよびWaves Sync Vx ARAプラグインのサポート
Pro Toolsでの Dreamtonics Synthesizer V
Dreamtonics Synthesizer Vは、メロディーをスケッチしたり、歌詞を書いたり、実際の歌手から録音・ライセンスされたボーカルコレクションから選んだり、AI技術を活用してカスタム表現を合成したりすることで、ボーカルトラックを生成・加工することができます。ARAサポートにより、Synthesizer VはPro Toolsのタイムラインと直接連携しますので、ボーカルパート、よりスムーズな編集・再生プロセスが可能になります。
Dreamtonics Synthesizer V(英文)
Pro Toolsでの Waves Sync Vx
Waves Sync Vxを使用すると、数秒ですべてのボーカルトラックを整理し、複数のボーカルトラックのタイミングとピッチをリードパフォーマンスに自動的に同期して、バックボーカルの同期や、再録音したダイアログの調整に必要なマニュアルでの編集時間を大幅に短縮できます。ARAのサポートにより、Pro Tools内でSync Vxを使用してボーカルアレンジ全体を管理できるようになり、オーディオのラウンドトリップが不要になります。
Waves Sync Vx(英文)
Speech-to-Text(音声テキスト変換)
音声会話やボーカルの波形から特定の単語を識別することで、特定のオーディオクリップに対応する単語が、波形のすぐ隣に表示されるようになります。これにより、特定の単語やフレーズに基づいて編集を選択したり、セッション内のすべてのオーディオファイルをテキストで検索したりすることができるようになります。Pro Tools 2025.6では、セリフやボーカルパートの編集にかかる時間を削減し、完璧な代替テイクを見つけることができるようになりました。
新しいPro Tools Speech-to-Text エンジンは、Pro Tools StudioとUltimateのすべてのユーザーが個別にインストールできるローカルAI/MLモデルで、クリップやトラックを右クリックするだけで、あらゆるオーディオを簡単に文字起こしすることができるようになります。
Pro Toolsでの音声テキスト変換
Pro Toolsの Speech-to-Text機能で文字起こし
文字起こしされたファイルは、さまざまな方法で表示・操作できます。タイムラインには、文字起こしされたクリップを含むトラックのすぐ下に、新しい文字起こしレーンが表示されます。ズーム、スクロール、クリップの編集時にも、テキストはオーディオの位置に合わせて表示されます。また、新しいトラック固有の文字起こしビューもあり、クリップ自体に文字起こしされたテキストが重ねて表示されます。これらのビューでは、個々の単語や単語間のスペースをダブルクリックしたり、複数の単語を選択したりして、元のオーディオを直接選択できるため、テキストによる編集が簡単に行えます。
Pro Toolsの Speech-to-Textクリップ
Pro Toolsの Speech-to-Textタイムライン
新しい文字起こしウィンドウには、セッションの中で文字起こしされたオーディオを操作するための2つのビュー:タイムラインとファイルがあります。どちらのビューも、必要な情報のみを表示するように個別にカスタマイズでき、表示するクリップやファイルを正確に絞りこむためのさまざまなフィルタリング・オプションがあります。
タイムラインビューには、アクティブなトラックにあるすべてのクリップが左から右、上から下に表示され、編集選択が直接反映されます。このビューでテキストを選択すると、編集ウィンドウで対応するクリップが選択され、その逆も同様です。セッションを再生すると、単語がハイライトして現在の位置が表示されます。現在の編集またはトラック選択内のクリップのみを表示するなどのフィルターを適用することも可能です。特にパワフルな機能は、音声検索で、タイムライン内の任意の場所の特定の単語やフレーズを直接検索して移動できます。
Pro Toolsの Speech-to-Text 文字起こしウィンドウ
ファイルビューはワークスペース・ブラウザに似ていて、タイムラインで使用されているかどうかに関係なく、セッションに関連付けられたすべてのファイルが一覧表示されます。実際、タイムラインに存在するファイルのみでフィルタリングすることも、存在しないファイルのみでフィルタリングすることもできます。このビューでは、ファイル全体をドラッグ&ドロップするか、コピー&ペーストコマンドを使用して、またはテキストベースで選択して、Optionキー(macOS)またはAltキー(Windows)を押しながらトラックにドラッグアウトすることで、代替テイクを簡単に検索して試聴し、タイムライン内のトラックに直接取り込むことができます。
Pro Toolsの Speech-to-Textファイルビュー
ファイルビューには、ループプレビューや自動プレビューなどの便利なオプションを追加しました。これらのオプションといくつかの便利なキーボード・ショートカットを組み合わせることで、完璧なテイクが見つかるまで、代替テイクを素早くプレビューすることができ、非常に効率的です。また、文字起こしをCSVファイルでエクスポートしたり、文字起こしウィンドウやタイムラインやクリップリスト内のクリップから、文字起こししたテキストを直接クリップボードにコピーしたりすることもできます。
Pro Toolsの Speech-to-Text ファイルビュー・ナビゲーション
Pro Toolsの Speech-to-Textファイルビュー・ オプション
Pro ToolsのSpeech-to-Textエンジンは、マルチチャンネル・オーディオの文字起こしもサポートしています。文字起こし設定ウィンドウには、フォーマットに応じてさまざまな分析オプションがあります。例えば、サラウンドミックスのセンターチャンネルのみを文字起こししたい場合や、すべてのチャンネルを合わせたい場合などです。また、フィールドレコーダーの素材を使用する場合は、すべてのチャンネルを個別に文字起こしすることもできます。デフォルト設定で最適な結果が得られない場合は、すでに文字起こしされたクリップに便利な再文字起こしオプションを追加しました。
Pro Toolsの Speech-to-Text文字起こし設定
設定ウィンドウでは、検出する言語(20以上の言語をサポート)を指定して文字起こしの精度を向上させます。また、一時停止の長さを定義することで、文字起こしウィンドウで長いテキストブロックを分割するのに役立ちます。
可能な限りすべての文字起こしデータは、オーディオファイル自体に直接保存されるため、複数のセッションで同じファイルを使用する場合でも、文字起こしはすぐに行われます。また、すべての文字起こし分析はバックグラウンドで行われるため、数時間にわたる文字起こし素材があっても、日常のPro Tools作業に支障をきたすことはありません。
Pro Toolsの Speech-to-Text変換分析
MIDIの改善点
MIDI操作
既存の”イベント操作”は、新しい名前、新しいホーム、新しいデザインになりました!今回採用した「MIDI」は、クリエイターにとって「イベント」よりもはるかに馴染みのある用語。新しいホームは、MIDIを操作するツールがMIDIの隣にあるので理にかなっています。MIDI操作は、Pro ToolsのUIを(視覚的にも技術的にも)近代化する取り組みの一環であるため、新しいデザインになりました。
両方のMIDIエディタで、[トラック] タブの横に、新しい [MIDI操作] タブが新たに追加されました。そこから、以前とまったく同じようにMIDI操作を編集して適用でき、ドロップダウン・メニューからさまざまな操作を切り替えることができます。MIDI操作の状態は、ドッキングされたMIDIエディタ・ウィンドウ間で、リアルタイムで同期されます。MIDI操作のフローティング・ウィンドウには、アプリケーションメニューからアクセス可能です。
Pro Toolsの MIDI操作
ノートラベル
このリリースでは、各インストゥルメントやMIDIトラックのMIDIエディタ・キーボードで、カスタムラベルがサポートされ、ドラムのプログラミングや、従来とは異なるインストゥルメントで作業したりするときに、サウンドがどのようにレイアウトされているかを追跡するのに役立ちます。MIDIエディタでピアノロールの名前を簡単に変更でき、各ノートに割り当てられてたサウンドをすばやく確認できるようになりました。キーの名前は、キーから直接、または右クリックの [ノートラベル(Note Labels)] メニューから変更できます。設定したラベルは、トラックとともに保存されるため、ラベルを保持したままトラックビューを切り替えることができます。ラベルはセッションとともに、プリセット内、トラックプロパティの一部として保存されます。さらに、新しい [ノートラベル」 ビューが搭載され、カスタムラベルが設定されたノートのみをフィルタリングして、表示きるようになりました。
Pro Toolsの MIDIノートラベル
MIDI入力モニタリング&デフォルトスルー
インストゥルメント・トラックの入力モニタリングが2024.10リリースで導入されたとき、デフォルトスルー機能は削除されました。今回、その機能が復活し、さらに良くなりました!任意の(およびいくつでも)MIDI/インストゥルメント・トラックをデフォルトスルー・トラックとしてトラックから直接設定できます。トラックをデフォルトスルー・トラックとして設定すると、そのトラックの入力モニタリングボタンがデフォルトスルー・アイコンに変わり、他のMIDI/インストゥルメント・トラックがモニタリングされていないときに、トラックがモニタリングされます。
Pro Toolsの MIDIデフォルトスルー
さらに、MIDIトラックの入力モニタリングも搭載されました!
MIDIライブモード
さて、これは大きなポイントです!MIDIを録音し、次にMIDI出力をオーディオトラックに録音すると、録音したときとまったく同じ音で再生されることを期待していますか?そのすべての歴史を振り返るつもりはありませんが、私たちは何度も何度も繰り返して、「見た通りに聞こえる」状態を実現しました。
オプションメニューに新しいグローバル設定が追加され、レガシーモードと新しいMIDIライブモードを切り替えられるようになりました。MIDIライブモードがオンの場合、すべてのライブ・インストゥルメント・トラックはライブ・オーディオトラックとして扱われます。同じチェーン内のオーディオは同様に動作し、録音データは録音されたMIDIと同期するようにシフトされます。これにより、基本的に、再生で聞こえる音は、録音されたものとまったく同じになります。
MIDIライブモードがオフの場合、Pro Toolsはレガシーモードで動作します。インストゥルメント・トラックの出力ミキサーの入力と同期は保たれますが、セッションとの同期は保たれません。MIDIループバック、MIDIハードウェアIOデバイス、IACバスループバック、または低HWバッファサイズが必要な場合は、MIDIライブモードをオフにすることを推奨します。そうしない場合、ハードウェア・バッファサイズの設定によってはMIDIが遅延する可能性があります。デフォルトでは、MIDIライブモードはオフに設定されています。
ワークフローの改善
プレイリストの改善
設定メニューに新しいオプションが追加され、新しいプレイリストをプレイリストのスタックの一番上に追加するか一番下に追加するかの定義ができるようになりました。さらに、別のプレイリストを選択するときに、視覚的に表示されるようになりました。
AvidビデオエンジンのAppleシリコンをネイティブサポート
Avid Video Engine(AVE)を搭載したPro Tools 2025.6は、Appleシリコン上でネイティブに動作し、MacコンピューターでのApple製ARMベースプロセッサによる再生、ファイルのエクスポート、および全体的なユーザーエクスペリエンスが向上しました。このバージョンのAVEは、ARMベースとIntelベースのMacの両方をサポートしており、Pro Toolsで有効になっている場合は、Rosettaエミュレーション経由で動作するように切り替わります。
ホストベースのミキサー精度
HDXハイブリッドエンジンにより、Pro ToolsはCPUのホストベースのミキシングパワーを活用しながら、DSPを利用してPro Tools HDXの定評ある低レイテンシーのモニタリングを実現します。ただし、複雑な自動化とこの拡張されたホストミキシングパワーを組み合わせる場合、専用のDSPではなくCPU上でリアルタイム計算を行う必要があります。これにより、タイミングはリアルタイムCPU処理で一般的に見られる遅延の影響を受けやすくなります。これらの違いは、通常認識しづらいですが、トリムモードやVCAマスターを使用して既存のボリュームオートメーションを変更すると確認できます。このような場合、既存のオートメーションの再生タイミングが変動したり、少し早く再生されたり遅くなったりすることがあり、VCAやトリムオートメーションの書き込み中の重要な動きや突然の動きの再生精度に、影響を与える可能性があります。
Pro Tools 2025.6では、ホストベースのミキシングにおけるこの問題を解決し、トリムモードまたはVCA制御グループをリアルタイムで使用する際のオートメーション再生精度を大幅に向上させました。これは、Pro Tools | HDXハイブリッドエンジンを使用するときだけでなく、Pro Tools | Carbonや一般的なCore Audio / ASIOインターフェースを使用する場合にも適用されます。トリムまたはVCAオートメーションの書き込みが開始すると、オートメーションの精度は従来のPro Tools | HDXエンジンと同等になります。
Pro Toolsの ミキサー精度
Dolby Atmos® ADMエクスポート時の間引き機能
多くの場合、セッション内にはタイムラインの両端にクリップが存在しますが、それらの間には何も存在しない箇所もあります。これをADMとしてエクスポートする場合、Pro ToolsはADMファイルに多くの追加ブレークポイントを書き込みます。これらのブレークポイントは、オーディオに関連するパンデータをダウンストリームシステムで適切に再生するために必要だからです。Pro Toolsは、ADMファイルの再インポート時にこれらのブレークポイントを削除するため、実際にはこれらのブレークポイントが表示されることはありませんが、ADMの全体的なファイルサイズを増大させます。
Pro Tools 2025.6では、クリップ間の不要なオートメーションのブレークポイントを削除することで、ADMファイルのサイズを大幅に縮小(ギガバイト単位)できるようになりました。エクスポート時に各チャンネルが検査され、オーディオが含まれていない位置からブレークポイントが削除された後に、ファイルが書き込まれます。
ADMファイルにブレークポイント・データを追加した例(Pro Tools 2024.10.2以前)
Dolby Atmos®のブレークポイント・データ(Pro Tools 2024.10.2以前)
Pro Tools 2025.6でエクスポートされたADMの同じ例
Dolby Atmos®ブレークポイント・データ(Pro Tools 2025.6以降)
ミュートセーフ
誤ってOption(Mac)/Alt(Win)キーを押しながら、ミックス途中でミュートボタンをクリックしてしまうのは最悪です!各ミュート状態を、マニュアルで復元する必要があります(それらが何であるかを覚えていると仮定)。トラックのミュートの右クリックメニューとグローバル・ミュート・インジケーターに、チャンネルの一括ミュートとミュート解除を防ぐオプションが追加されました。
Pro Toolsの ミュートセーフ
新しいダッシュボード
Pro Toolsのダッシュボードが新しくリニューアルされました!Avid Pro Toolsのユーザー・インターフェースを最新化する幅広い取り組みの一環として、ダッシュボードが刷新され、新しい外観といくつかの機能改善がされました。
Pro Tools 2025.6 ダッシュボード
テンプレートが、フォルダー・リストビューに整理されました。ダッシュボード・ウィンドウのサイズは変更ができるため、必要に応じてビューに多くのファイルを配置できます。ダッシュボード・ウィンドウをキーボードで操作可能にすることで、迅速なナビゲーションと設定が可能になりました。専用の [サインイン] タブを使用して、Avidアカウントにサインインしたり、Cloud Collaboration機能を使用したり、ダッシュボードでパーソナライズされた通知を受け取ることができます。
[オープン] タブでは、最近開いたセッション、スケッチ、またはクラウドプロジェクトのリストを検索できます。
Pro Tools 2025.6 ダッシュボード・オープンタブ
最近開いたドキュメントに、右クリックのコンテキストメニューといくつかのオプションが追加されました。
Pro Tools 2025.6 ダッシュボードのコンテキストメニュー
利用条件
Pro Tools 2025.6リリースは、サブスクリプションまたは永続版ライセンスで有効なソフトウェア・アップデート+サポートプランをお持ちのすべてのPro Toolsユーザー、およびすべてのPro Tools Introユーザーがご利用いただけます。Avid Linkからアップデートするか、Avidアカウントでもダウンロードできます。Pro Toolsのソフトウェア・アップデート+サポートプランを更新する必要がある場合、または最新バージョンに更新したい場合は、こちらのオプションをご覧ください。また、Pro Toolsを初めてご使用の場合は、無償の30日間体験版で最新バージョンをお試しいただけます。
このリリースの詳細については、Avidアカウントでご利用いただける新しいドキュメントをご覧ください。
Dolby Atmosは、Dolby Laboratoriesの登録商標です。Audio Random Access(ARA)は、Celemony Software GmbHの登録商標です。
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