2024年10月

時に、目的地だけでなく、そこに至る道のりも重要です。メディア業界の SDI から IP への道のりは、Avid | Stream IO の新機能の最新リリースによって、もう 1 つの重要なマイルストーンとなります。 
 
2023年8月に発売された Avid | Stream IO は、サブスクリプションを通じて利用できる革新的なインジェスト/プレイアウト・ソリューションです。最初のリリース以来、UHD、大小規模のチャンネル構成など、より多くのコーデックとフォーマットを追加してソリューションの柔軟性を拡張し、業界の多様なニーズを満たすなど、さまざまなアップデートを通じて積極的に開発が進められてきました

しかし、2024 年10月31日にリリースされた Avid | Stream IO 2024.10 では、多くのメディア・ビジネスが IP ベースの未来へ向かう道のりにおいて、極めて重要な新しい機能セットが提供されます。 

Avid | Stream IO は発売以来 SDI インジェストをサポートしてきましたが、新しいリリースでは IP に対応しました。SMPTE 2110 標準の非圧縮 IP (VoIP) と、SRT や RTMP などの圧縮 IP ストリームの両方に対応しています。これは、現在 SDI ベースのインフラストラクチャを所有し、将来 IP がもたらす柔軟性を得るためにシステムを更新する予定のお客様にとって、理想的な橋渡しとなります。 

 

Avid のビデオサーバー＆グラフィックスのシニア マネージャーである マーティン・アップルトンは、これらの開発は Avid | Stream IO が提供する柔軟性を強調するものだと述べています。 
 
「ソリューションに IP ベースの取り込みとプレイアウトを追加することで、Avid | Stream IO は、SDI から IP への移行をサポートする体制が整っていることをお客様に確信していただけます」 

Avid | Stream IO は、2、4、8 チャンネルのインジェストとプレイアウトをサポートします。これは、COTS（商用オフザシェルフ）ハードウェア上で実行されるソフトウェア・ソリューションです。Avid NEXIS ストレージを備えたあらゆる MediaCentral 環境に簡単に組み込むことができるだけでなく、Avid 以外のストレージでも動作し、OP-Atom と OP1a メディアの両方を取り込むことができます。 
 
Avid | Stream IO は、複数解像度の同時収録が可能で、高品質のプロキシと高解像度のメディアの両方を同時に取り込んで効率的なポストプロダクション ワークフローを実現できます。エディターやジャーナリストは、Web ベースの MediaCentral | Cloud UX、Media Composer、Adobe Premiere Pro などのアプリケーションで、インジェストのプロセスを開始してから数秒以内に編集を開始できます。 

 

コントロールは、プレイリストを作成する機能を備えた Web ベースのリモート コンソールから実行できます。インジェストはMediaCentral | Cloud UX の MediaCentral | Acquire と MediaCentral | Capture でコントロール。プレイアウトはMediaCentral | Command でコントロールできます。これらの Avid コントローラーに加えて、VDCP または OCIP API を介して、さまざまなサードパーティのインジェスト/プレイアウトコントローラーやスタジオ・オートメーション・ソリューションでも制御できます。 

• SMPTE 2110 による非圧縮 IP ベースのインジェストとプレイアウト 
• サポートされているハードウェア構成での SRT および RTMP による圧縮 IP ベースのインジェストとプレイアウト 
• DNxHD 1080p 50 および 59.94 のサポート 
• (認定された Dell および HP マシンに加えて) Supermicro サーバーのハードウェア 追加サポート 
• テレメトリ モニタリング 
• 拡張 OSD (オンスクリーン ディスプレイ) パラメータ 

「多くのお客様が依然として大規模な SDI インフラストラクチャを保有しており、それが一夜にして無くなることはないと、私たちは知っています。そのため、私たちは今日の SDI のニーズに対応するソリューションを提供するという要件を満たし、さらに将来を見据えた IP 対応ソリューションも提供しています」（マーティン・アップルトン） 

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