2024年、パーダーボルン劇場は、オーディオ設備を一新しました。この近代化の一環として、3会場のうちの2つのミキシング・コンソールをAvid VENUE | S6Lライブ・サウンドシステムに交換しました。メインホール(Großes Haus)にVENUE | S6L-32D、スタジオ(Studio)にはVENUE | S6L-16Cを装備する劇場は、最適で汎用性の高い公演運営に必要な音響要件を満たしています。
シーズン毎に1つのミュージカル作品を上演することで有名なウェストファリアン劇場は、VENUE | S6Lライブ・ミキシング・コンソールへの変更により、スナップショット、MIDI制御のキュー、柔軟なルーティング・オプションなどの革新的な機能で技術的レパートリーを強化しました。
多目的要件に対応する最新設備
メインホールでは、今まで使用していたAvid VENUE Profileシステムを、よりパワフルなVENUE | S6L-32Dコントロール・サーフェス、VENUE | E6L-144エンジン、Stage48そしてStage64ステージラックへと置き換えました。劇場のスタジオには、以前のVENUE | SC48システムに代わり、VENUE | S6L-16Cコントロール・サーフェスとVENUE | E6L-112エンジンが設置され、FOHコンソールとして使用されます。いずれの設備もライブ・ミキシングの可能性を広げ、劇場のワークフローを最適にサポートします。VENUE | S6L採用を決めたのは、特に、既存ショー・ファイルのシームレスな統合と、音響部門が同システムのワークフローに精通していたことが大きな要因です。この点について、パーダーボルン劇場で音響・映像技術部門を率いるティル・ペトリー氏は次のように説明します。
「私たちにとって重要だったのは、システムのワークフローにできるだけ短時間で慣れて、そのまま流れに乗って運用できることでした。さらに、古い番組をできる限り迅速かつ簡単に移行して、スナップショットやMIDI接続などの確立した機能にアクセスできることも重要でした」

シームレスな統合、容易なシステム切換
オーディオ設備近代化の計画と実施は、2024年5月から6月にかけて行われました。同プロジェクトは、ベルリンを拠点とするプランニング&インテグレーションのサービス・プロバイダーIT AUDIO社が担当し、メインホールとスタジオの両方に新しいVENUE | S6Lシステムのシームレスな導入を実現しました。S.E.A. Liveチームは、最初のコンサルや計画のサポートから導入やユーザー・トレーニングまで、プロジェクトのすべての段階でエンド・ツー・エンドのサポートを提供し、新しいVENUE | S6Lシステムへのスムーズな移行に貢献しました。
柔軟な高速ワークフローで、現代のステージ制作に対応
VENUE | S6Lソリューションは、ワークフローを大幅に改善する多くのメリットを、パーダーボルン劇場に提供しています。特筆すべき点は、既存のショー・ファイルのシームレスな統合です。これにより、新しいシステムに迅速かつ簡単に慣れることができました。加えて、両会場で柔軟に活用できるステージラックは、汎用性が高く、オペレーションを格段に容易にします。直観的なスナップショット・システム、実践的なオーバービュー・レイヤー、レイアウトを個別にデザインするオプションなどの機能は、S6Lの操作効率を向上するだけでなく、日常的な使用も快適かつ柔軟なものにします。
パーダーボルン劇場の音響・映像技術者スヴェン・ベルザー氏は以下のように続けて語ります。
「新しいルーティング・オプションにより、作業がさらに簡単で明確になり、より迅速になりました。オーバービュー・レイヤーは、設定を非常に便利なものにし、全体像を維持するのに大変役立ちます。また、個別にカスタマイズ可能なレイアウト・オプションは、特にスタジオで役立ちます」
未来への一歩
Avid VENUE | S6Lソリューションを備えたパーダーボルン劇場は、技術的なインフラも将来的に維持可能なレベルまで高めました。この投資は、スムーズな劇場運営を実現するだけでなく、劇場の制作における創造的な柔軟性も強化します。
機材リスト
メインホール(Großes Haus)
VENUE | E6L-144エンジン
Stage 48ステージラック
Stage 64ステージラック
スタジオ
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