ITV Newsがストーリーセントリックのワークフローで実現する、大規模なコラボレーション

主なポイント
ITV Newsは、Avid for Newsソリューションの一部であるWolftechを導入し、ストーリーセントリックのアプローチを採用することで、ニュースルームを変革しました。プラットフォームではなくストーリーを中心に、人材、リソース、コンテンツを体系化することで、放送とデジタルの両チームがより効果的に連携し、重複作業を減らし、実務的な調整よりも、報道制作そのものに時間を多く割けます。Wolftechは、アイデア(企画段階)から配信まで、あらゆるストーリーを一元的に確認できる共有ビューをITV Newsに提供しています。
課題 ― 同じリソースで、より多くのストーリーを、より多くのプラットフォームに
現代のニュースルームは、リソースを増やすことなく、より多くのコンテンツをより多くのプラットフォーム向けに、よりスピーディに制作することが求められています。
ITVは、英国の大手民間放送局です。同局の報道事業は、イングランド、ウェールズ、スコティッシュ・ボーダーズ、北アイルランド、チャンネル諸島を含む12の地域をカバーしています。全国ニュースは、ITVとの契約に基づきITNが配信しており、対象地域にはスコットランドも含まれます。

つまり、この課題は全国・地域レベルで表面化されているということです。同放送局では、以下を提供しています。
ITNの最高技術責任者(CTO)であるジョン・ロバーツ氏は、次のように説明しています。

その答えは、単純に新しいツールを導入することではなく、働き方そのものを変えることでした。
ストーリーセントリックな働き方への移行
ITV Newsは、従来のテレビ放送を中心としたワークフローが、もはや不十分であることを認識していました。現在では、ストーリーは、複数のチーム、地域、配信プラットフォームをまたいで、同時並行で展開されることが一般的になっています。
ITV Newsは、番組や配信先を中心にワークフローを構築するのではなく、以下のようなストーリーセントリックの業務モデルに移行しました。
「コラボレーションは、私たちが最も重要視していることの1つです。私たちが力を合わせることで、より大きな力になります。日々必要な情報を中心に関係者同士の連携を強化すればするほど、より良い成果が生まれます」
とロバーツ氏は話します。
Wolftechは、この変革を実現するための重要なプラットフォームとなりました。
1つのストーリーを1つのシステムで管理 ― Wolftechが果たす役割
Wolftechを導入するまで、ITV Newsでは、Eメール、文書、連携していないシステムを使って、番組を管理していました。
「情報があちこちに散在していました」
と、ヨークシャー州リーズを拠点とするITV Newsでリポーターを務めるジェームス・ウェブスター氏は話します。

ITV Newsリーズ拠点の戦略プランナーを務めるエリザベス・フォーダム氏は、さらに次のように付け加えます。
「他の地域が何をしているかは、簡単に把握できませんでした。全体の状況を把握できる仕組みがなかったのです」
Wolftechは、この変革を実現するための重要なプラットフォームとなりました。
Wolftechの導入により、ITV Newsは、アイデア(企画段階)から放送・デジタル配信にまで、単一の共有環境を通じて、ストーリーを計画、進捗管理、配信ができるようになりました。
Wolftechの主な機能

すべての担当者に明確なメリット
Wolftechのストーリーセントリックなアプローチは、業務を複雑にすることなく、あらゆる担当者・部門へ展開できます。
プランナー向け
エリザベス・フォーダム氏は、瞬時に状況が把握できることのメリットを、次のように強調します。
「他の地域が何を計画しているのか、自分たちにどのような影響があるのか、何を考慮すべきかが、一目で把握できます」

現場のリポーター向け
Wolftech Goモバイルアプリを使って、リポーターは、ノートパソコン、Eメール、Googleドキュメント、PDF、紙の資料、電話連絡に頼ることなく、最新情報を常に把握することができます。
「必要な情報はすべてスマートフォンで確認できます。取材場所、連絡先、背景情報、質問案など、もし何か変更があっても、情報は常に最新に更新されています」
とウェブスター氏は話します。
放送・デジタルチーム向け
放送とデジタルの統合型ニュースルームモデルに対応するWolftechにより、一日を通して継続的なコラボレーションが可能になります。
「デジタルチームは、あらゆる業務の中心となっています。放送チームとデジタルチームが集結しながら、一日を通して協力し合い、情報を共有できることは、非常に重要です」
とロバーツ氏は語ります。
部門間の壁を無くし、重複作業を減らし、より質の高い報道を実現
ストーリーセントリックに作業を進めることで、ITV Newsは重複作業を防ぎ、共有リソースを最大限に活用しています。これは、大量のニュースを日々扱うニュースルームにおいて非常に重要です。

その結果、より統制が取れ、より連携が深まり、より創造性が向上したニュースルームを実現しました。
「情報を必死に探し回る必要がなくなりました」
とウェブスター氏はさらに続けます。
現代のニュースルームのための統合プラットフォーム(SPOG)
ITV Newsにとって、Wolftechは統合型ニュースルーム環境の基盤になりつつあります。
「私たちのビジョンは、一元管理(SPOG)の実現です。誰もが、1つの場所で同僚やストーリー、コンテンツに簡単にアクセスできる環境を目指しています」
とロバーツ氏は語ります。
Wolftech Newsは、ITVが既に導入しているAvid for Newsソリューションを補完します。MediaCentral や iNEWSなどの製品が含まれるAvid for Newsソリューションは、全国ニュースと地域ニュースチーム両方の制作環境の基盤となっています。
ITV Newsは、ストーリーを中心に置くことで、より迅速で、よりコラボレーション性が高く、将来の報道に対応できるニュースルームを構築しました。
ストーリーセントリックなニュースルーム・ワークフローについて詳しく知りたい方へ
Avidニュースルーム・エコシステムの一部であるWolftechが、大手放送局において、ストーリーの企画、コラボレーション、大規模配信を実現する方法をぜひご覧ください。
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